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実証
糖転移ヘスペリジンが冷えを改善!

冷えを感じる成人女性が、糖転移ヘスペリジンを摂取することにより、冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが判明。また、冷房がききすぎると手足の皮膚表面温度は低下していくが、事前に糖転移ヘスペリジンを摂取しておくことで、手足の冷えが抑制されることが明らかになっている。

Study1 冷水で冷やした手の皮膚表演温度の回復を調べた実験


<被験者1例の結果>

Study2 冷房による皮膚表面温度の変化を調べた実験

実験対象者

健康な女性46名(足指先の測定は20名で実施)

実験方法

実験対象者には温度24℃の冷房下で「糖転移ヘスペリジン(500mg)」と「プラセボ(粉砂糖500mg)」を摂取してもらい、その後の皮膚の表面温度の変化を調べた。


実験結果

「糖転移ヘスペリジン」を摂取することにより、全身がやや冷える冷房環境下において皮膚表面温度の低下が抑制された。またその効果は特に手指先や足指先などの末梢組織で顕著に見られた。

実証
糖転移ヘスペリジンが肌質を改善!

コラーゲンは代表的な美容素材だが、コラーゲン飲料に糖転移ヘスペリジンを加えることにより、さらに、肌水分や弾力が上昇し、肌質が改善することわかっている。

皮膚弾力性変化率 皮膚弾力性変化率
皮膚水分変化率 皮膚水分変化率
実験対象者

健康成人女性33名(平均年齢35.8±9.0歳)

実験方法

グループA:「糖転移ヘスペリジン(1000mg/日)」を摂取する。
グループB:「糖転移ヘスペリジン(500mg/日)」を摂取する。
グループC:「プラセボ」を摂取する。

以上の3つのグループに分けて実験を行った。
実験対象者には毎日朝夕食後、7週間継続してそれぞれのサンプルを摂取してもらい、1週間ごとに眼の下や頬の水分量・メラニン量・彩度・血流量を測定した。

実験結果

「糖転移ヘスペリジン(1000mg/日)」を摂取した場合、摂取前に比べて、眼の下の血流量が増加し、メラニン量が減少した。また「プラセボ」を摂取したグループに比べて、眼の下の彩度が高くなった。

実証
糖転移ヘスペリジンが副交感神経の働きを活発に!

「糖転移ヘスペリジン」による血流改善効果は、自律神経の働きによる可能性があることがわかっている。副交感神経の働きを活発にする作用により、リラックス効果や更年期障害の軽減など、さらなる効果も期待できると考えられる。

実験対象者

健康な女性11名

実験方法

実験対象者に「糖転移ヘスペリジン(500mg)」と「プラセボ(粉砂糖500mg)」を摂取してもらい、摂取1時間後までの心電図を記録し、心拍変動解析を行った。

※心拍変動性を解析することで、自律神経の働き(交感神経、または副交感神経のどちらが優位に働いているか)がわかる。

実験結果

「糖転移ヘスペリジン(500mg)」を摂取した場合、「プラセボ」摂取時に比べて、交感神経の働きが抑えられ、副交感神経の働きが活発になった。

実証
糖転移ヘスペリジンはむくみの予防にも効果がある!

むくみとは、浮腫とも呼ばれる状態。細胞外の組織間質に過剰な水分が貯留した状態をさす。長時間、立ったままや、座ったままの姿勢で生じる足の軽度なむくみは、血液やリンパ液の流量低下が原因の1つと考えられている。事前に糖転移ヘスペリジンを摂ることにより、「むくみ」の予防効果があることが明らかになっている。

実験対象者

「むくみ」を訴える女性 9名(43.4±2.6歳)

実験方法

実験対象者に、「糖転移ヘスペリジン(1000mg/日)」の入った飲料と、プラセボ(糖転移ヘスペリジンの入っていない飲料)を摂取してもらい、6時間座った状態を保ったときの足の周囲長の変化と、足親指の付け根とふくらはぎの間におけるインピーダンス(※)の変化を調べた。測定は30分ごと、2時間ごとにトイレ休憩を挟んだ。

※インピーダンスとは、抵抗値のこと。足に水分が貯まると電気抵抗が小さくなるため、「むくみ」の指標となる。


実験結果

結果の解析は2時間ごとのトイレ休憩で立ったときに、インピーダンスの測定において、むくみの状態に回復の見られた6名を対象とした。「糖転移ヘスペリジン」を摂取することにより、長い時間、座ったままで足がむくむ状況において、足の周囲長の増加が抑制された。また、水分の貯まり方の指標となるインピーダンスの低下も抑制する傾向が見られた。